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155件の議事録が該当しました。

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2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

日本銀行では、こうした認識を様々な形で政策運営に生かしてきておりまして、例えば二〇一六年のマイナス金利政策導入のときに採用した三層構造では、金融機関収益が過度に圧迫されて金融仲介機能を弱めることがないようにするという観点から、マイナス金利適用日銀当座預金のごく一部にとどめております。

黒田東彦

2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

日銀は、二〇一六年一月にマイナス金利付き量的・質的金融緩和導入し、日銀当座預金の一部にマイナス〇・一%の金利を付することといたしました。その後、二〇一六年九月には総括的検証を経て新たに長短金利操作付き量的・質的金融緩和導入されましたが、短期金利操作目標につきましては引き続きマイナス金利仕組みが維持されています。

牧山ひろえ

2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

この制度は、経営統合等により経営基盤強化を図るなどの要件を満たした地域金融機関について、日銀当座預金残高に対してプラス〇・一%の金利付利するものだと聞いております。地域経済活性化経営基盤強化に取り組んだ地銀を応援する狙いで、昨年の十一月の政策委員会通常会合導入が決定されたということは御承知のとおりでございます。  

牧山ひろえ

2021-04-23 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号

ただいま御指摘のありました金融緩和金融システム関係、かつ、日本銀行による付利との関係でございますけれども、私ども、マイナス金利政策導入時にはいわゆる三層構造というものを導入いたしておりまして、金融機関収益が過度に圧迫され、金融仲介機能を弱めることがないようにする観点から、日銀当座預金のごく一部にマイナス金利適用しつつ、一方で、基礎残高というものにプラス〇・一%の付利を行うこととしてございます。

清水誠一

2021-03-16 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

こうした政府預金動き日本銀行金融政策運営においては言わば外生的な要因でありまして、政府預金の変動が日銀当座預金との間の資金受け払いを通じて日銀当座預金残高影響を与え得るわけですけれども、日本銀行は必要があればそうした影響を日々のオペで相殺すると、調整するということができますので、政府預金動き金融政策の効果に直接的な影響を及ぼすということはないというふうに言えます。

黒田東彦

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

そこで、またもう一つ数字をお伺いしたいんですが、日銀当座預金これは資料二ページ、先ほども御覧になっていただきましたが、これは、プラス金利だけではなくて、ゼロ金利マイナス金利適用残高もありまして、トータルしますと、二〇二〇年十二月段階では四百七十兆円あるわけですね。  この四百七十兆円、平均預入金利はどれぐらいになっているんでしょうか。お答えください。

階猛

2021-02-24 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

また、利ざや逆転につきましては、確かに、出口局面における日銀当座預金に対する付利金利引上げ等によって支払い金利が上昇することに伴って、利ざや逆転が生ずる可能性があるということは認識しております。  また、ETF及びJ―REITにつきましては、評価方法として原価法を採用した上で、期末時点時価総額帳簿価額総額を下回る場合には、その差額に対して引当金を計上することとしております。  

黒田東彦

2021-02-16 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

黒田参考人 まず、マイナス金利のことにつきましては、やはり、イールドカーブの起点を引き下げることによってイールドカーブ全体を引き下げるということが可能になっておりまして、全ての日銀当座預金マイナス〇・一%かかっているわけではなくて、相当部分には〇%で、それから、かつての〇・一%かけていたものについてはずっと〇・一%かけている、ですから、元々金融政策観点からやっている中でも、プラス〇・一%、〇、

黒田東彦

2021-02-16 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号

これは、金融システム安定確保のために、地域経済を支えながら経営基盤強化に取り組んだ地域金融機関には、日銀当座預金残高に〇・一%の上乗せ金利を付与する、三年間の時限措置でございますけれども、こういうことなんですね。  これは、地域金融機関の再編を促すという面もあると思いますけれども、同じく補完当座預金制度付利を利用するマイナス金利政策の間で矛盾が生じている、こういった指摘もあるわけです。  

前原誠司

2020-11-24 第203回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

次に、日銀当座預金、帳簿お金、これが三百九十四兆円。銀行券百七兆円。この日銀当座預金銀行券を足しますと五百一兆五千億円になります。  統合政府バランスシートで、まあ形の上で差額として出てきている五百四兆円ですが、先ほど申し上げたように、当座預金銀行券というのは負債性がありません。したがって、五百四兆から五百一兆円を引くと、ネットの赤字は三兆円ということになります。

渡辺喜美

2020-11-24 第203回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

要するに、準備預金通貨そのもの、この日銀当座預金が、そして、それを有利子化したものが国債ですよ。要するに、国債信認云々というのは円を使わないという意味です、これは。だから、日本国内で円を使わないというか、要するに、国債を売ったら、銀行が今、日銀が半分、あと金融機関が半分という、ばくっとそんな感じだと思いますがね。

西田昌司

2020-05-26 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第13号

これ、具体的に、そういう融資を金融機関がしたら、その無担保利子で出している金額に相当する日銀当座預金残高に〇・一%の利息を付ける、付利をするということですね。ということは、銀行側はですよ、銀行側ただで貸しているわけですよ。ところが、利息入ってこないんだけど日銀の方からその分の利息あげましょうと、こういうことですよね。これ、すごい仕組みですよね。大いに評価したいんですが。  

西田昌司

2020-05-26 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第13号

ですから、いろんな資産ただで買えるといったらあれですけど、要するに、日銀当座預金払ったらそれが代金で買えるわけですよね。まさにそれが通貨発行権。要するに、日銀負債日銀当座預金ですから、要するにどんどん負債は膨らみます。ところが、もう一方で、そういう資産を買うことによって利息とか金利とか入ってくる、これが日銀の大きな収益源になるわけですね。

西田昌司

2020-05-12 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第15号

さらに、四月の決定会合で、政府の無担保利子、五年据置き等のさまざまな企業の資金繰りを助ける特別の措置に対応して、そういうことをする金融機関については、これも同様に金利ゼロでお出しすると同時に、それに対応する日銀当座預金に〇・一%の付利をする、こちらの方から金利を払うということもしたわけでございまして、そういう意味では、こうした、御指摘のように、緊急事態異常事態に対して最大限の努力をしているわけでありますが

黒田東彦

2019-10-16 第200回国会 参議院 予算委員会 第2号

参考人黒田東彦君) 御指摘のとおり、日本銀行短期政策金利である付利金利を引き上げますと、この日銀当座預金に係る支払利息が増加して、収益下押しするということになります。もっとも、この付利金利を引き上げるというような際は、経済物価情勢が好転して、委員指摘のとおり、長期金利も相応に上昇していくというふうに考えられます。

黒田東彦

2019-06-03 第198回国会 参議院 決算委員会 第9号

要するに、国債民間銀行が引き受けない、若しくは売るということでもいいですよ、そういうときには、当然その売ったお金、それは日銀当座預金という、原則として当座預金には利息が付かないんですよ。ところが、国債は持っているだけで金利が付くんですよ。金利が付くものを売って、金利が付かない当座預金に振り替えるなんということをするはずがない。した場合には、当然そのお金を何かの資産に換えなきゃならない。

西田昌司

2019-05-23 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第11号

参考人若田部昌澄君) 今御質問になったのは、出口の際において、付利金利を引き上げれば、日銀当座預金に関わる支払利息が増加して収益下押しすることになるということでございます。これは委員指摘のとおりです。ただ、その下押しのタイプというのは、まさに付利金利引上げペースやあるいはバランスシート規模などによってこれまた大きく変わってくるものでございます。  

若田部昌澄

2019-05-23 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第11号

今日は日銀の財務の健全性についてお聞きしたいんですが、若田部総裁、前回、私がFRB、アメリカの中央銀行であるFRBの純利益利上げを始めてからぐっと減ってきていると、二〇一六年には十兆円の純利益があったものが、二〇一八年は七兆円に下がってきて、三兆円も減ってきたと、この理由は何かというふうにお尋ねしましたら、当然のことながら、FRB当座預金、これ日銀当座預金に相当する部分ですね、JPモルガン・チェース

藤巻健史

2019-05-23 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第11号

昔みたいに発行銀行券だけだったなら、負債がね、日銀当座預金私の頃でも四兆円から六兆円ありましたよ、ほぼゼロ。発行銀行券であれば通貨発行益ありますよ。国債から受取収入があって、発行銀行金利ゼロなんですから。  今問題なのは、三百九十兆もある日銀当座預金金利を払う。さっき言いましたように、三百九十兆あれば一%ならば三・九兆円、受取利息は一・二兆円、物すごい通貨発行損が巨大に発生するわけですよ。

藤巻健史

2019-05-16 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

それから、ちょっとさっきお聞きするのを忘れましたけど、マイナス金利のせいだとおっしゃる、今の地銀、都銀の、マイナス金利のせいだとおっしゃる方が多いんですけど、マイナス金利適用されているという日銀当座預金ってせいぜい五%ですよね。プラス金利適用されているの二百八兆円、ゼロ金利適用が百四十四兆円、現在ですけどね。マイナス金利適用されているのは十八兆円ですよ。

藤巻健史

2019-05-16 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

参考人若田部昌澄君) 確かに、出口の際、いわゆる出口の際に付利金利を引き上げるようなことをするならば、日銀当座預金に係る支払利息が増加しまして収益下押しすることになります。しかし、その収益下押し程度というのはこれは状況によりけりでございまして、付利金利引上げペース、あるいはバランスシート規模などによってまた大きく異なってくるものでございます。  

若田部昌澄

2019-05-16 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号

FRBと同じようにこれから利上げが始まったときに、同じように、FRB当座預金じゃなくて日銀当座預金付利していくわけですから、これどんどん収益下がっていきますよね。  配付資料を見ていただきたいんですが、二〇一九年三月の末、国債四百七十兆、発行銀行券百七兆、日銀当座預金三百九十三兆円です。一%金利を上げれば三・九兆円の支払金利増です。二%上げれば七・八兆円の支払金利増です。

藤巻健史

2019-05-14 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

日本銀行の保有する負債日銀当座預金三百九十兆円。一%金利を上げると三・九兆円です。黒田総裁は、保有している国債の利回りも上がるから収入も上がるんだとおっしゃっていますけれども、ほとんどが長期固定金利ですよ。上がらないんですよ、ほとんど。上がる可能性のあるのは、今おっしゃった五十四兆円、満期が来て新しい金利に変わる五十四兆円分しかないわけです、あと固定金利なんですから。

藤巻健史

2019-05-14 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第9号

総裁は、確かに付利金利を上げると支払金利が増えるかもしれない、日銀支払金利が増えるかもしれない、しかし、資産の方の国債も上昇してきて、金利上昇して金利収入が増えるから債務超過になることはないとおっしゃったんですけど、五十四兆円、もし金利が一%上がると、今、日銀当座預金って約四百兆ありますから、一年間で四兆円ですよ、上がっちゃうんですよ、支払金利

藤巻健史

2019-05-10 第198回国会 参議院 本会議 第16号

一方、日銀当座預金これは負債サイドですけれども、日銀当座預金への付利金利はすぐにでも上がるからです。債務超過が一時的なら大丈夫ですけれども、中央銀行債務超過は、中央銀行とその発行する通貨の信用を著しく毀損いたします。  その場合、政府資本投入を考えられているのかもしれません。しかし、政府は単年度でも赤字であり、資本投入をするだけの資金がありません。

藤巻健史

2019-05-09 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第8号

参考人黒田東彦君) 先ほど申し上げましたように、政府国債を発行した時点資金動きだけを捉えますと、民間金融機関は保有する日銀当座預金を減らすことで国債保有を増やしているように見えます。もっとも、民間日銀当座預金政府が調達した資金を支出する段階では再び増加するものでありまして、その意味では基本的にはニュートラルな要因であります。  

黒田東彦

2019-03-25 第198回国会 参議院 予算委員会 第13号

これ、日銀当座預金一%上げると三・八兆円ですからね、もう微々たるものですよ。大体、純利益七千六百億円しかないのにどうやって積み立てるんですか、そんなものを。まさに言葉のあやだというふうに思います。  それからもう一つ、今の黒田さんのそういう話でいいますと、資産サイド金利が上がってくるとおっしゃいましたけれども、異次元の量的・質的緩和の質的というのは長期国債を買い始めたことですよ。

藤巻健史

2019-03-25 第198回国会 参議院 予算委員会 第13号

一方、負債の方は、日銀当座預金これが四・四兆円だったものが三百八十五兆円に増えているわけです。  これ、どういうことか。日銀当座預金というのは、皆さんが例えばみずほ銀行預金をするがごとく、みずほ銀行日本銀行預金をしているわけです。で、異次元量的緩和ということで国債をどんどん買ってきました、みずほ銀行から。だから、当然、今の日銀というのは国債残高が物すごく増えている。

藤巻健史

2019-03-25 第198回国会 参議院 予算委員会 第13号

参考人黒田東彦君) この量的・質的金融緩和というものは、これを実施している際はバランスシートの拡大によって収益が押し上げられる一方、出口局面では日銀当座預金に対する付利金利引上げ等によって収益が減少しやすいという特徴があります。  もっとも、将来、経済物価情勢が好転し日本銀行付利金利を引き上げる場合には、長期金利も相応に上昇すると考えられます。

黒田東彦

2019-03-12 第198回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

一方、日銀当座預金公述人おっしゃったように三百九十兆円あるということで、日銀金利を引き上げざるを得ないときは一%当たり三・九兆円上がっていくと。引当金とか準備金が八・二兆円ぐらいですから、すぐに債務超過に陥ってしまうんじゃないかと私は思うんですが、公述人、いかがでしょうか。

藤巻健史

2019-02-13 第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号

マネタリーベースというのは、流通現金日銀当座預金を合わせたものです。これは日銀負債であります。言うなれば、新しい経営者が来て、新しい経営方針で仕事をしたいので借金を二倍にしてくれ、こういうふうに頼んできたというときに、銀行が、じゃ、二年で目標達成できるというんだったらしようがない、借金を二倍にするのもしようがないかといってお金を貸してあげた。

階猛